2010年 12月 10日
薬剤師を目指したきっかけ |
地元の関西大学で11月23日に「母子会祭り」がありました。
会場では大阪府薬剤師会と私の所属している母子会が手を結び「大麻撲滅キャンペーン」を行い、3組ものお笑い芸人さんが登場した「よしもと爆笑ライブ」や「知ってほしい薬の使い方」などのクイズを行い、会場は大いに盛り上がりました。
私はこのイベントを運営に携わりながら、薬剤師を目指したきっかけを思い出していました。
私が小学生の頃の話ですが「映画を上映するので講堂に集まって」と先生に言われ、私は友達と大喜びで講堂に走って行きました。私たち生徒はみんなワクワクしながら映画を見始めました。ところが話が徐々に進んでいくに従って、スクリーンには目を背けたくなる凄惨なシーンが、繰り広げられていったのでした。映画では、青春を謳歌していたどこにでもいる青年が、好奇心から大麻に手を出してしまい、人生が激変していく様子を描いていました。一度の体験だけと軽い気持ちで手にした大麻が、一瞬にして体を蝕み、大麻無くしては生きていけない体に変えていったのでした。壁から虫が多量に這い出てくる、いつも誰かに見られている、食べ物に虫が混ざっているなどの幻覚を映像でリアルに表現したシーンでは、気分が悪くなったことを覚えています。大麻を得るために犯罪を重ね、結局逮捕されてしまい、病院に送られて体から大麻を抜く治療がなされました。鉄格子の中で、幻覚に怯え、大声で叫びながらもがき苦しんで治療にあたっていく主人公。最後は更生していくのですが、そのプロセスの凄まじさが、大人になった今でもリアルに思い出されるのです。
「薬の怖さをしっかり伝えていく仕事がしたい」この映画を見た後から私は自然にそう思うようになり、薬学部に進学したのでした。母子会祭りに参加して、この出来事を懐かしく思い出し、「薬剤師として政治家を目指した意義がここにもあったのだ」と、思いを新たにした私でした。
会場では大阪府薬剤師会と私の所属している母子会が手を結び「大麻撲滅キャンペーン」を行い、3組ものお笑い芸人さんが登場した「よしもと爆笑ライブ」や「知ってほしい薬の使い方」などのクイズを行い、会場は大いに盛り上がりました。
私はこのイベントを運営に携わりながら、薬剤師を目指したきっかけを思い出していました。
私が小学生の頃の話ですが「映画を上映するので講堂に集まって」と先生に言われ、私は友達と大喜びで講堂に走って行きました。私たち生徒はみんなワクワクしながら映画を見始めました。ところが話が徐々に進んでいくに従って、スクリーンには目を背けたくなる凄惨なシーンが、繰り広げられていったのでした。映画では、青春を謳歌していたどこにでもいる青年が、好奇心から大麻に手を出してしまい、人生が激変していく様子を描いていました。一度の体験だけと軽い気持ちで手にした大麻が、一瞬にして体を蝕み、大麻無くしては生きていけない体に変えていったのでした。壁から虫が多量に這い出てくる、いつも誰かに見られている、食べ物に虫が混ざっているなどの幻覚を映像でリアルに表現したシーンでは、気分が悪くなったことを覚えています。大麻を得るために犯罪を重ね、結局逮捕されてしまい、病院に送られて体から大麻を抜く治療がなされました。鉄格子の中で、幻覚に怯え、大声で叫びながらもがき苦しんで治療にあたっていく主人公。最後は更生していくのですが、そのプロセスの凄まじさが、大人になった今でもリアルに思い出されるのです。
「薬の怖さをしっかり伝えていく仕事がしたい」この映画を見た後から私は自然にそう思うようになり、薬学部に進学したのでした。母子会祭りに参加して、この出来事を懐かしく思い出し、「薬剤師として政治家を目指した意義がここにもあったのだ」と、思いを新たにした私でした。
by naomitokashiki
| 2010-12-10 17:20
| 活動報告