2009年 01月 01日
年頭のご挨拶 |

「順風の時でなく、逆境の時こそ、人間は成長するのです」これは私が良く街頭演説で使う言葉です。自分の人生の中から自然に出てきた言葉なのですが、今の混乱の日本にもこの言葉は当てはまるのではないでしょうか。
昨年後半からの不景気の風が世界の国々を襲っており、このような状況下ではマイナスを最小限に抑えることだけに注力しがちですが、このような時こそ、大きくプラスに転じる準備をしておくことが最も大切だと考えます。
いまマイナスを最小限にするためには、産業の要である金融機関が、本来与えられた使命に立ち返ってお金の巡りを良くしなくてはいけません。それを監督する金融庁は貸し渋り等を無くすために預貸率(銀行の貸出を行う割合)をチェックすべきなのです。さらにお金の巡りを良くするための政策として『寄付行為』にも、私はスポットを当て、日本の中に本来存在していた相手を思いやる行動をもっと社会に根付かせていきたいと思います。
プラス戦略として政府は今年「経済を大きくする:大型の住宅ローン減税」や「基幹産業の育成:省エネ・新エネ設備投資促進税制」などにも着手していきます。そして私は世界の国々が委縮してしまっている今こそ、新たな基幹産業育成、特に『環境問題』『医療』をテーマに取り組むべきと考えています。
私は政治家として、逆境を成長の糧とするような前向きな政策立案に挑戦して、国民の皆様に、今は苦しくとも将来確実に幸福感を味わって頂けるように今年も邁進して参りたいと思います。今年も昨年同様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げ新年の御挨拶と致します。
by naomitokashiki
| 2009-01-01 11:35
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