2009年 05月 12日
憲法と向き合う |
5月3日、私は62回目の憲法記念日を迎えるにあたり、改めて日本国憲法について考えてみました。
憲法とは、国の骨格であり、我々はそれを基盤にして生活という日々の営みを重ねています。
よって憲法は生活の根幹であり、否が応でも我々の意識や行動、生活全般に影響が出てくるのです。
戦後、先人たちは現行憲法の下、主権在民・平和主義・基本的人権の尊重という基本骨格を礎に、見事に日本国の平和と繁栄を築いてきました。
しかし現在の日本の内情、取り巻く国際社会の現状を鑑みるに、残念ながら現行憲法に補うべき点もあると私は考えています。
それは「公」という考え方です。簡単に言えば、「個」の主張が全てを優先し権利の主張が重要視され、「公」の側面、権利に伴う義務の履行が十分に記されていないのではないでしょうか。
昨今の世界の動きは、大きく変化してきています。新型インフルエンザや緊急経済対策、北朝鮮のミサイルや核開発の問題ソマリア沖の海賊問題。地球温暖化問題など、一国で課題に対応するのではなく、世界の国々との連携で対応をしていくことが主流となりつつあります。連携をするにあたって大切なのは、「公」の概念です。自国を大切に思うなら、自国を思う気持ちと同じ重みで他国の「個」を認めなくてはいけません。
どの立場でどのように他者の「個」を認めるのか、その判断の基準となるのが、日本人としての意識「自己」であり、それは「憲法」そのものなのです。現在の世界の潮流の中、日本が世界からの信頼を得るには「公」の概念が憲法に十分に明記されているべきなのです。
世界の国々とより連携を持つ事ができる憲法にする為に、今こそ国民の皆様と論じる必要性を私は強く感じています。
憲法とは、国の骨格であり、我々はそれを基盤にして生活という日々の営みを重ねています。
よって憲法は生活の根幹であり、否が応でも我々の意識や行動、生活全般に影響が出てくるのです。
戦後、先人たちは現行憲法の下、主権在民・平和主義・基本的人権の尊重という基本骨格を礎に、見事に日本国の平和と繁栄を築いてきました。
しかし現在の日本の内情、取り巻く国際社会の現状を鑑みるに、残念ながら現行憲法に補うべき点もあると私は考えています。
それは「公」という考え方です。簡単に言えば、「個」の主張が全てを優先し権利の主張が重要視され、「公」の側面、権利に伴う義務の履行が十分に記されていないのではないでしょうか。
昨今の世界の動きは、大きく変化してきています。新型インフルエンザや緊急経済対策、北朝鮮のミサイルや核開発の問題ソマリア沖の海賊問題。地球温暖化問題など、一国で課題に対応するのではなく、世界の国々との連携で対応をしていくことが主流となりつつあります。連携をするにあたって大切なのは、「公」の概念です。自国を大切に思うなら、自国を思う気持ちと同じ重みで他国の「個」を認めなくてはいけません。
どの立場でどのように他者の「個」を認めるのか、その判断の基準となるのが、日本人としての意識「自己」であり、それは「憲法」そのものなのです。現在の世界の潮流の中、日本が世界からの信頼を得るには「公」の概念が憲法に十分に明記されているべきなのです。
世界の国々とより連携を持つ事ができる憲法にする為に、今こそ国民の皆様と論じる必要性を私は強く感じています。
by naomitokashiki
| 2009-05-12 15:18
| 活動報告