苦難福門

多くの方々から「今回は残念だったね。でもあきらめないで頑張って！ずっと応援するからね」と、選挙後からスタートしている朝の街頭演説の間に、うれしい声を頂いています。
落選した今とても感じる事、それは人の温かさです。色々な方からの励ましの言葉や激励、そして多くの支持者やスタッフの存在の大きさ、「こんなにも私には、支えてくださる温かい方々に囲まれていたのか」と、今になって改めて感じ、感謝の気持ちで一杯です。
政治家は、ひとりで活動している訳ではないということを落選という機会を通して私は改めて感じることが出来ました。
多くのご厚意に応えるためにも、政治家としてまず取り組まなくてはいけないことは、なぜ落選したのか、自分の至らなかった部分から目を逸らすことなくきっちり見つめて総括をし、反省して、今後の成長の糧にしていくことだと思います。
現職の間、私が一番できていなかったのは「歩き」です。国民の皆さまの声を頂戴して、国に届け、政策として実現し、国民に報告をする。これが簡単に言えば政治家の仕事の流れです。
国民の皆さまの声を頂戴して、お返しするのにあたり、はたして私が歩いてお一人お一人の声をきっちり吸い上げ、お返しできるくらい接しきれていたのかどうか、いま改めて考えてみると猛省すべき点が多々存在するように感じます。街頭や集会、イベントの参加で接した方々だけでは、充分ではなかったのでは・・・私の方から普段お会い出来ない人達の所にまで出かけていく努力が大いに不足していたのだと思っています。

　この反省を踏まえて、これから再スタートをしっかり切って、「どんなに前途が困難であろうと、最も良き部分が未来にあって、過去にはないこと」という言葉を信じ、いま自分にできる最善の努力を重ね続けることが、一番大切であると考えて、数年後に一皮むけて成長した政治家として再び評価頂けるように頑張って参ります。