2011年 02月 07日
二大政党は日本に向かない |
国会議員として永田町で4年間仕事をして、落選してから大阪を中心の生活になって1年半余り・・・外から見ているからこそ、はっきりと見える事がいくつもあります。そのひとつが「二大政党は、日本に向かない」ということです。
1月24日から通常国会が開かれ、連日のように国会で論戦が行われていますが、その様子や内容を見るたびに「なぜ二大政党がいまの日本の現状にいかに適さないのか」を私は考えました。その理由の一つは「意志決定に時間がかかりすぎる」ということです。ビジネスの世界では、現在激烈な過当競争の中生き残るために、企業が最優先で改善を図っているのは「意志決定までの時間の短縮」です。これに取り組まなければ、犬の人生のように7倍の速度で動く「ドックイヤー」と言われる早く流れる時間の中で、企業は存続ができなくなっているのです。ところが政治はこの課題に今まで前向きに取り組んできた形跡はありません。私は日本の国力が落ちてきている理由の一つに「政治の意志決定の時間がかかりすぎる」があるのではないか、その最大の原因は「二大政党」だと思うようになったのでした。
二大政党は、政権政党の足を野党が足を引っ張るのが一番の仕事とばかりに、国会を混乱に陥れていく仕組みとなっています。衆参でねじれでもすれば、その負の力はけた違いに国会にかかるようになり、意思決定ができないだけでなく、苦しさの余り総理の席すら回転椅子のように毎年クルクル代わる事態を招いてしまうのは周知の事実です。これでは、日本の政治は国際社会での信頼を失墜させ、国力を削ぐのは当たり前の話です。今こそ政治は、意志決定を迅速にするために、不安定な政権運営となる二大政党と決別を考える時が来ているのではないでしょうか。日本再生の為には、決断までの時間短縮を国家の命題と考え、政党の枠を乗り越え、国を富ませる政治の仕組みとは何か、従来と発想を逆にし、再編を前提に行動すべきと考えます。そうしなければ、日本の凋落を食い止めることはできません。
1月24日から通常国会が開かれ、連日のように国会で論戦が行われていますが、その様子や内容を見るたびに「なぜ二大政党がいまの日本の現状にいかに適さないのか」を私は考えました。その理由の一つは「意志決定に時間がかかりすぎる」ということです。ビジネスの世界では、現在激烈な過当競争の中生き残るために、企業が最優先で改善を図っているのは「意志決定までの時間の短縮」です。これに取り組まなければ、犬の人生のように7倍の速度で動く「ドックイヤー」と言われる早く流れる時間の中で、企業は存続ができなくなっているのです。ところが政治はこの課題に今まで前向きに取り組んできた形跡はありません。私は日本の国力が落ちてきている理由の一つに「政治の意志決定の時間がかかりすぎる」があるのではないか、その最大の原因は「二大政党」だと思うようになったのでした。
二大政党は、政権政党の足を野党が足を引っ張るのが一番の仕事とばかりに、国会を混乱に陥れていく仕組みとなっています。衆参でねじれでもすれば、その負の力はけた違いに国会にかかるようになり、意思決定ができないだけでなく、苦しさの余り総理の席すら回転椅子のように毎年クルクル代わる事態を招いてしまうのは周知の事実です。これでは、日本の政治は国際社会での信頼を失墜させ、国力を削ぐのは当たり前の話です。今こそ政治は、意志決定を迅速にするために、不安定な政権運営となる二大政党と決別を考える時が来ているのではないでしょうか。日本再生の為には、決断までの時間短縮を国家の命題と考え、政党の枠を乗り越え、国を富ませる政治の仕組みとは何か、従来と発想を逆にし、再編を前提に行動すべきと考えます。そうしなければ、日本の凋落を食い止めることはできません。
by naomitokashiki
| 2011-02-07 12:10
| 活動報告