2012年 08月 03日
外交力を高める |
「内政が荒れると、外圧が強くなる」このような最近の傾向を脅威に感じているのは私だけではないでしょう。消費税に関わる衆議院の採決で7月2日の与党の離党騒ぎが起こった時に、日本を取り巻く国々の対応はどう変化するか、注視していると・・・やはり、翌3日ロシアが真っ先に動きました。メドベージェフ首相が我が国の北方領土の国後島を訪問。4日には尖閣諸島に台湾船が、11日には中国船が領海内に侵入してきました。余りに顕著な素早い動きに、予想していたとは言え、露骨とも言える我が国への外圧に驚きました。
思い起こせば、2010年9月に起こった尖閣諸島の中国船の海保への体当たり→逮捕→釈放の一連の事件の後、日本を取り巻く近隣国との環境は、一変してしまいました。「日本は圧力をかければ簡単に屈する」という間違ったメッセージを世界に発することになりました。戦後北方領土にロシアの高官が訪れることはありませんでしたが、この事件の後、メドベージェフ氏が既に3回も訪問し、ロシアの領土だと主張しています。尖閣諸島沖の領海を侵した中国の船も、日本の巡視船に向かって「ここは中国の領海。出て行け!」と叫び威嚇するという、信じられない事態に陥っています。
まさに「外交とは武器を持たない戦争」なのです。平和・友愛と叫んでも、現状をみれば《馬耳東風》なのは明白です。外交とは、日本がいかに国際社会で必要な国だということを世界の多くの人々に認識して貰い、日本国としての存在感(価値)を高めることが究極の目的だと考えます。そして外交は、政治家だけが行うものではなく、私達国民一人一人でも充分に担うことができるはずです。その外交力を身に付けるには、「日本を知る」、いったい日本のどこが強みなのか、異国にない特長とは何なのか、己の国を知ることが、最初の一歩なのではないでしょうか。吉田茂は「戦争で負けて、外交で勝った歴史がある」と言いました。現状を嘆くだけでなく、私達一人ひとりが力を合わせて外交を立て直していく、そんな機会がいま訪れているのです。今こそ皆で声をあげて、近隣国の圧力に決して屈することのない外交力を高めて、我が国の輝かしい未来を目指しましょう!
思い起こせば、2010年9月に起こった尖閣諸島の中国船の海保への体当たり→逮捕→釈放の一連の事件の後、日本を取り巻く近隣国との環境は、一変してしまいました。「日本は圧力をかければ簡単に屈する」という間違ったメッセージを世界に発することになりました。戦後北方領土にロシアの高官が訪れることはありませんでしたが、この事件の後、メドベージェフ氏が既に3回も訪問し、ロシアの領土だと主張しています。尖閣諸島沖の領海を侵した中国の船も、日本の巡視船に向かって「ここは中国の領海。出て行け!」と叫び威嚇するという、信じられない事態に陥っています。
まさに「外交とは武器を持たない戦争」なのです。平和・友愛と叫んでも、現状をみれば《馬耳東風》なのは明白です。外交とは、日本がいかに国際社会で必要な国だということを世界の多くの人々に認識して貰い、日本国としての存在感(価値)を高めることが究極の目的だと考えます。そして外交は、政治家だけが行うものではなく、私達国民一人一人でも充分に担うことができるはずです。その外交力を身に付けるには、「日本を知る」、いったい日本のどこが強みなのか、異国にない特長とは何なのか、己の国を知ることが、最初の一歩なのではないでしょうか。吉田茂は「戦争で負けて、外交で勝った歴史がある」と言いました。現状を嘆くだけでなく、私達一人ひとりが力を合わせて外交を立て直していく、そんな機会がいま訪れているのです。今こそ皆で声をあげて、近隣国の圧力に決して屈することのない外交力を高めて、我が国の輝かしい未来を目指しましょう!
by naomitokashiki
| 2012-08-03 16:13
| 活動報告