2016年 01月 02日
『一億総活躍社会とは』 |

新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
私にとって昨年は非常に意義深い年でした。とりわけ「専門性を極めるように」という総理の指示のもと、政務官に引き続き10月には厚生労働副大臣を拝命しました。この機会を頂きましたのは、ひとえに山あり谷ありの私の政治活動をいつも変わりなく支えて下さっている皆様のお蔭だと心から感謝しております。
さて、アベノミクスの第二ステージでは『一億総活躍社会』を目指します。
最近は総理の発言にもよく出てくるので、「一億総活躍社会ってどういうことなの?」との質問を受けることが多くなりました。もちろん様々な意味が含まれているのですが、私は端的に言い換えるならば『一人ひとりが「ありがとう」を言う機会、言ってもらう機会を増やす』という事だと思います。人間が一番幸福を感じる瞬間は、「誰かの為に役立つ存在になれた時」などの他者に自身の存在価値を認めてもらえた時ではないでしょうか。「ありがとう」という感謝の言葉は人を幸せにする不思議な力を持っているので、この言葉を人生の中でどれだけ沢山言えるか、言ってもらえるか、その量が多いことが自身の幸せにつながり、また周りの人々も幸せにします。では「ありがとう」の反対はなんでしょうか。それは『あたりまえ』です。『あたりまえ』だから『ありがとう』の言葉がでてこないのです。
一億総活躍社会とは、誰もが「ありがとう」の言葉を沢山言ってもらえる機会をつくる、まさに「ありがとう」の連鎖を作ることだと私は考えています。
地元の吹田・摂津で3年後オープンを目指して「循環器病を減らす街=健都(けんと)」にも、この「ありがとう」が満ち溢れる要素を多数盛り込もうと思っています。「食事と運動のバランス」を取ることが循環器の病を減らし、予防することに繋がります。
一人で取組むと大変辛い「食事と運動のバランス」も、付き合ってくれる仲間が居れば随分取組みやすくなります。健都では、「食事と運動のバランス」を付き合ってくれる仲間を、吹田・摂津の市民の方(健都で医療の知識を身に付ける勉強をした方)にお願いしたいと考えています。これはボランティアでなく、ビジネスの一環として市民の皆さんが対価を得られる仕組みに乗せていきます。そして健都では楽して「食事と運動のバランス」の取れる方法を常に研究し、起業する方を応援しようと考えています。例えば、引退間近、もしくは直後の方と若者が仲間となって一緒に起業する。そして、起業によって生まれる雇用は、高齢者、障害者、子育て中の方を中心に考えて頂く。そんな起業を健都でしてもらうのが理想形です。私は、吹田・摂津に「ありがとう」が満ち溢れる、世界に誇れる一億総活躍社会を実現させていきたいと考えています。
今年も皆様にとって良き一年でありますように‥
by naomitokashiki
| 2016-01-02 11:16
| 活動報告