2005年 04月 20日
4月17日~新聞の取材 |
「とかしきさん、取材をお願いしたいのですが・・・」ある新聞社から朝連絡がありました。そこで、お昼にお目にかかる約束をして和泉明店街へ。取材の内容はもちろん「沖縄タウン」についてです。
日曜日の沖縄タウンは、あちこちにお客さんがいらして、店によっては行列も出来ていました。嬉し~い!(写真をご覧下さい)
記者「なぜ街おこしのテーマに沖縄を選んだのですか?」
私「沖縄が商店街に最適なテーマなんです。その理由は
(1)日本でありながら日本でない。同じ遺伝子を持ちながら異国の香りののする文化を持っている。
(2)沖縄は貿易で栄えた歴史があり、商品の種類が多い。商店街のどの店も関わりが持てる。
(3)身体に良いものが多い。長寿県と言われるだけあって、ヘルシーなものが多い。
(4)見た目も珍しいものが多い。日本で唯一の亜熱帯地域なので、見た目もインパクトのある都会に人にとって珍しいものが多い。
(5)商品の説明しないと分からない見たことにないモノが多いので、説明が必要なので、お客様との交わりが持ちやすい商店街向きなのです。
この5つのポイントです」
記者:「沖縄タウンが、他の商店街活性化策と異なる点は?」
私「次の3点があります。
(1)ゴールを明確にした。今までの商店街活性化策は、どんな街になりたいかが欠落していた。今回は、沖縄というゴールを明確にした。
(2)お金を回す仕組み、株式会社を作った。街おこしというと、すぐに補助金となる。一方通行のお金に頼る仕組みは、カンフル剤にしかならないので、お金を回しながら大きくする仕組みを持った。商店街に、株式会社を持つのは珍しい。
(3)ボランティア集団、沖縄タウン応援団を持った。商店街の人達だけでの、街おこしは難しい。いろいろな人々の意見や支えを頂きながらでないと困難と思い、募集したところ130名もの方々に応募頂いた。このようなボランティアの皆さんの支えがあって、何とかオープンできた。
記者:「今後の課題は?」
私:「沖縄タウンは、やっとスタートできたにすぎない。こらから、どのように育てていくか、ここが重要。あくまでも商店街の方々が主役なので、継続的に繁栄できるよう、私は下支えをしていきたい。
次に、ボランティアの関わりを考えていきたい。街おこしは、営利を目標にしている部分もあるのでボランティアの関わりが、純粋なチャリティーの場合とは異なるということが、運動を続けていて気づいた。ここの交通整理をどうしていくかが、今後の課題だ。」
この他にもいろいろインタビューを受けて、2時間話しました。
それから、夕方の街頭に出かけ、また沖縄タウンに戻ってきたら今度は、沖縄タウン応援団の団長の阿井さんも取材を受けていました。その取材の後、記者と一緒に「たきどぅん」でお食事をすることにしました。ところが店が混んでいて入れず・・・おもわず市場の道ばたの椅子とテーブルを持ってきて、そこに腰掛けて記者と話していたら「とかしきさんの大きな笑い声が聞こえたから、これ召し上がって」と、あちこちから差し入れが持ち込まれ、その場ですっかり宴会気分になってしまいました。
人情溢れる、商店街ならではの盛り上がり!
結局夜遅くまで、記者と語り合いました。記者の方曰く「とかしきさん、この沖縄タウンのプロジェクトは、本にまとめた方が良いですよ。これだけの凄い人々が、絶妙のタイミングで集って一丸となって、新しい街おこしに挑戦した。この内容を知れば、全国の商店街がどれだけ勇気付けられるか・・・政治家にしておくのはもったいない人ですね」
最後の言葉は、少々引っかかりましたが、時間の余裕ができたらぜひ取り組んでみたいことですね。
取材で記者に向かっていろいろ長時間語ると、鏡に映った自分を眺めているような気分になるから不思議です。こんなこと考えてプロジェクトを進めていたのかと、意外な自分の一面が多く見えてきました。自分の考えを総括する意味において、人に伝えるという行為がとても有効だと改めて認識しました。
迷った時、考えをまとめたい時、他人に語ってみる。
この方法、頭の中を整理整頓するのにとても良い方法だと思いますので、ぜひお試しくださいませ!
日曜日の沖縄タウンは、あちこちにお客さんがいらして、店によっては行列も出来ていました。嬉し~い!(写真をご覧下さい)
記者「なぜ街おこしのテーマに沖縄を選んだのですか?」
私「沖縄が商店街に最適なテーマなんです。その理由は
(1)日本でありながら日本でない。同じ遺伝子を持ちながら異国の香りののする文化を持っている。
(2)沖縄は貿易で栄えた歴史があり、商品の種類が多い。商店街のどの店も関わりが持てる。
(3)身体に良いものが多い。長寿県と言われるだけあって、ヘルシーなものが多い。
(4)見た目も珍しいものが多い。日本で唯一の亜熱帯地域なので、見た目もインパクトのある都会に人にとって珍しいものが多い。
(5)商品の説明しないと分からない見たことにないモノが多いので、説明が必要なので、お客様との交わりが持ちやすい商店街向きなのです。
この5つのポイントです」
記者:「沖縄タウンが、他の商店街活性化策と異なる点は?」
私「次の3点があります。
(1)ゴールを明確にした。今までの商店街活性化策は、どんな街になりたいかが欠落していた。今回は、沖縄というゴールを明確にした。
(2)お金を回す仕組み、株式会社を作った。街おこしというと、すぐに補助金となる。一方通行のお金に頼る仕組みは、カンフル剤にしかならないので、お金を回しながら大きくする仕組みを持った。商店街に、株式会社を持つのは珍しい。
(3)ボランティア集団、沖縄タウン応援団を持った。商店街の人達だけでの、街おこしは難しい。いろいろな人々の意見や支えを頂きながらでないと困難と思い、募集したところ130名もの方々に応募頂いた。このようなボランティアの皆さんの支えがあって、何とかオープンできた。
記者:「今後の課題は?」
私:「沖縄タウンは、やっとスタートできたにすぎない。こらから、どのように育てていくか、ここが重要。あくまでも商店街の方々が主役なので、継続的に繁栄できるよう、私は下支えをしていきたい。
次に、ボランティアの関わりを考えていきたい。街おこしは、営利を目標にしている部分もあるのでボランティアの関わりが、純粋なチャリティーの場合とは異なるということが、運動を続けていて気づいた。ここの交通整理をどうしていくかが、今後の課題だ。」
この他にもいろいろインタビューを受けて、2時間話しました。
それから、夕方の街頭に出かけ、また沖縄タウンに戻ってきたら今度は、沖縄タウン応援団の団長の阿井さんも取材を受けていました。その取材の後、記者と一緒に「たきどぅん」でお食事をすることにしました。ところが店が混んでいて入れず・・・おもわず市場の道ばたの椅子とテーブルを持ってきて、そこに腰掛けて記者と話していたら「とかしきさんの大きな笑い声が聞こえたから、これ召し上がって」と、あちこちから差し入れが持ち込まれ、その場ですっかり宴会気分になってしまいました。
人情溢れる、商店街ならではの盛り上がり!
結局夜遅くまで、記者と語り合いました。記者の方曰く「とかしきさん、この沖縄タウンのプロジェクトは、本にまとめた方が良いですよ。これだけの凄い人々が、絶妙のタイミングで集って一丸となって、新しい街おこしに挑戦した。この内容を知れば、全国の商店街がどれだけ勇気付けられるか・・・政治家にしておくのはもったいない人ですね」
最後の言葉は、少々引っかかりましたが、時間の余裕ができたらぜひ取り組んでみたいことですね。
取材で記者に向かっていろいろ長時間語ると、鏡に映った自分を眺めているような気分になるから不思議です。こんなこと考えてプロジェクトを進めていたのかと、意外な自分の一面が多く見えてきました。自分の考えを総括する意味において、人に伝えるという行為がとても有効だと改めて認識しました。
迷った時、考えをまとめたい時、他人に語ってみる。
この方法、頭の中を整理整頓するのにとても良い方法だと思いますので、ぜひお試しくださいませ!
by naomitokashiki
| 2005-04-20 23:49
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