2005年 06月 20日
防災ジャケット |
「防災ジャケット」をご存じですか?今日は、このジャケットの採用になったお話しをしましょう。
これは災害が起こった時に、杉並区内の医師や、薬剤師、看護師などが着用することになっている写真のオレンジのジャケットです。役職名が前後に大きく、英語・日本語・韓国語で記されていて、ポケットも多く、サイズ変更も楽で、洗濯も簡単、オールシーズン対応でとっても災害時に使いやすいのです。
このジャケットの採用前は、何と白衣!だったのです。役職名も小さくしか書いていないし、サイズの違いに対応できませんし、夏場、冬場には不向き、さらに白いので汚れが目立つ・・・等々これでは余りにも機動力がないのでは?という薬剤師の方からの現場の声を聞きどうしたら良いのか、一緒に考えて、今から2年前の予算特別委員会でジャケットの採用を提案することにしたのでした。
そこで私は、提案にインパクトを持たせるため、議場に白衣を着て登場!他の議員や役人の方々の唖然とする中、このように質問をはじめました。
「私の着ている白衣の役割は何ですか?防災課長答えてください」
「???すみません、わかりません・・・」
「あなたが分からないものを、被災した区民の方がどうして判別できるのでしょうか?この白衣に記されている役職名は、このようにわかりにくく、被災した区民も、避難所でこの白衣を着ている人は、医師なのか、薬剤師なのか、看護婦なのか、分からず混乱することになります」
と、このように質問をはじめました。(写真が、私が白衣を着て質問をしている時のものです)
2分程度しかやり取りできない短い時間の中で、いかに要領よく役所の方々に説明して、採用する気になって貰うか・・・そこが議員としての一番の腕の見せ所かもしれません。
このやり取りの後、わずか2ヶ月でジャケットは全面的に採用になり小千谷市の災害時に杉並区の職員がこれを着て駆けつけたところいろいろな自治体から注目されて、全国自治体に波及し始めた防災ジャケットです。
こんな小さな提案が、少しずつ波及効果が出てくると、嬉しいですね。
議員としての仕事のやり甲斐を感じたできごとでした。
これは災害が起こった時に、杉並区内の医師や、薬剤師、看護師などが着用することになっている写真のオレンジのジャケットです。役職名が前後に大きく、英語・日本語・韓国語で記されていて、ポケットも多く、サイズ変更も楽で、洗濯も簡単、オールシーズン対応でとっても災害時に使いやすいのです。
このジャケットの採用前は、何と白衣!だったのです。役職名も小さくしか書いていないし、サイズの違いに対応できませんし、夏場、冬場には不向き、さらに白いので汚れが目立つ・・・等々これでは余りにも機動力がないのでは?という薬剤師の方からの現場の声を聞きどうしたら良いのか、一緒に考えて、今から2年前の予算特別委員会でジャケットの採用を提案することにしたのでした。
そこで私は、提案にインパクトを持たせるため、議場に白衣を着て登場!他の議員や役人の方々の唖然とする中、このように質問をはじめました。
「私の着ている白衣の役割は何ですか?防災課長答えてください」
「???すみません、わかりません・・・」
「あなたが分からないものを、被災した区民の方がどうして判別できるのでしょうか?この白衣に記されている役職名は、このようにわかりにくく、被災した区民も、避難所でこの白衣を着ている人は、医師なのか、薬剤師なのか、看護婦なのか、分からず混乱することになります」
と、このように質問をはじめました。(写真が、私が白衣を着て質問をしている時のものです)
2分程度しかやり取りできない短い時間の中で、いかに要領よく役所の方々に説明して、採用する気になって貰うか・・・そこが議員としての一番の腕の見せ所かもしれません。
このやり取りの後、わずか2ヶ月でジャケットは全面的に採用になり小千谷市の災害時に杉並区の職員がこれを着て駆けつけたところいろいろな自治体から注目されて、全国自治体に波及し始めた防災ジャケットです。
こんな小さな提案が、少しずつ波及効果が出てくると、嬉しいですね。
議員としての仕事のやり甲斐を感じたできごとでした。
by naomitokashiki
| 2005-06-20 02:15
| 活動報告