活動報告

お琴の演奏

議員の活動にもいろいろな事があります。今日は、そのユニークな一つを紹介させて頂きます。地元のイベントにお伺いして、挨拶をさせて頂く・・・これは良くある事ですが、たまに、イベントそのものに一緒に参加させて頂く場合があります。今回は、摂津市の邦楽連盟・箏曲協会にて、ナント!!! 30年振りにお琴を弾かせて頂く事になりました。今日の写真は、一週間前に教室で大慌てて練習をしているところ、そして本番での写真です。

母が私にお琴を習わせたのは『日本の伝統文化を小さい時から身に付けておいた方が、人生が豊かになる』と祖母から教育を受けていたからでした。その稽古は大変厳しく、３時間きちんと正座をして練習を待ち、やっとお稽古が始まっても上手に弾けないと直ぐに中断、幼い私は辛く涙を流しながらお稽古した事が幾度もありました。しかし、この経験が私の人生でどれだけ役立ったか知れません。慣れ親しんだ邦楽は、私にいろいろな面で日本文化への関心を高めてくれました。

つたない私のお琴の演奏でも、日本文化を愛する会場の皆さんと体験を共有すると、一気に距離が縮まった気がしました。政治家は、過去の思わぬ経験が意外なところで役立つ、不思議な仕事ですね