2007年 01月 21日
大変遅くなってすいません。新年のご挨拶です。 |
新年明けましておめでとうございます。
皆様方におかれましては、新春をお健やかにお迎えになられましたことと心よりお慶び申し上げます。
さて私は「政治とは、奉仕の心」この気持ちを国民の皆さんと共有できる環境をいかにつくるか、これこそが政治家の仕事だと常日頃考えています。
このことを表す端的な事例として、毎年話題になって導入が先送りされている「環境税」があります。環境税とは、京都議定書で先進国の温室効果ガス排出量について数値目標を設定され、第一約束期間の2008年を目前に控え国民の意識改革を促すため、エネルギーの温室効果ガス排出量に合わせて課税をしていこうというものです。この審議は、毎年検討され、ついに今年は3年目になってしまいました。
私は、地方議員の時代に環境税の考え方に非常に似た「レジ袋税」という、「買い物の時に貰うレジ袋に5円の税金をかけよう」という条例を審議し、一貫賛成の立場を貫き可決に持っていった経験があります。しかし、私は今回の「環境税」について、「環境と経済の両立」という視点からは、もっと前向きに取り組む方法があるのではないかと考えています。それは「環境税」の目的は税金の徴収ではなく、温室効果ガス排出量の削減であるからです。例えば、温室効果ガス排出量を画期的に削減する技術を開発したり、国民に普及させた場合は、その削減量に合わせて免税をする。こうすれば環境税が持つペナルティーの要素を排除し、前向きな姿勢を評価し、経済に結びつけ、国民が直接メリットを享受できるようになるのでは、ないでしょうか。
政策とは、「人が楽しく参加したくなる要素をいかに盛り込むか」ここがポイントだと私は考えています。今年も提案型の政治活動に取り組めるように、皆様の意見を真摯に受止め、政策でお応えできるように努力して参りたいと思います。
皆様方が今年一年ご健勝でお過ごし下さいます様祈念申し上げますとともに、昨年同様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げ年頭のごあいさつと致します。
by naomitokashiki
| 2007-01-21 17:44
| 活動報告