地域の力

1月は国会が閉会中でもあり、毎日地元大阪で数多くの新年会に参加させて頂いております。私の毎日はスケジュール表によって管理しているのですが先日改めてそれを見ていて気づいたことがあります。それは何かと言いますと、自治会関係のものが桁外れに多いということです。夏は盆踊りが１５０カ所近くあり、秋には体育祭が約３０カ所、文化祭は約５０カ所、そして年末はクリスマス会や忘年会、年明けには新年会、春にはお花見と・・・地元では年がら年中多くの自治会主催のイベントが数多く企画されています。

私の地元は吹田市・摂津市ですが、この地にはあの有名な「千里ニュータウン」があります。短期間で新しい住民が一気に増えたニュータウンでは、地域間の人々の交流が希薄になることを心配して公民館を意図的に多く配置し、自治会を中心に人々が集えるようにしました。その結果、他の地域より自治会活動が活発になっていったのです。

自治会活動は、地域の人々に対するボランティア精神そのものの上に成り立っています。自分のことばかりに一生懸命になりがちな現代社会の中で、他者への思いやりに満ちあふれた自治会活動に、私たちが最近忘れ去ってしまった「心の触れあい」が存在しています。「幸福とは、周りの人々に幸福を創ること」ではないでしょうか。自治会活動のようなこの気持ちに満ちあふれる活動が一つでも国中に増えていくように、私は政治家として頑張っていきたいと、数多くの新年会に参加しながら心に誓っていました。