2008年 03月 13日
ねじれ国会 |
ねじれ国会の混乱の渦中の今、私は改めて「政治家たるもの、どうあるべきか」ということを考えています。
政治家の一番の仕事とは、「長期の視点を持ち、より多くの国民を幸せにする政策を実現すること」だと考えます。10年後、20年後の将来を見据え、たとえ今は苦しくとも、長い時間軸で見て、相対的に多くの国民を幸せにできる。そのような政策なら勇気を持って実現する、それこそが政治家の仕事ではないでしょうか。では、現状の政治状況はどうなっているのか・・・鼻先に美味しい人参をぶら下げる様な政策ばかりを散りばめ、今さえ幸せになるなら、将来どうなっても良い。政権を取る?維持する?ためならば、国民に一時的に喜ばれる大衆迎合的な政策の論争がなされています。時間軸を無視した政策しか提案できないなら、政治家という職業は必要なくなるのではないか、そんな危機感すら覚えます。
これを現在話題になっている「ガソリン税」で、考えて見てみましょう。ある政党の主張するように、ガソリン税を引き下げれば、国民は確かに一時的に喜ぶでしょう。しかし、ガソリンに依存した国家の体質を、今苦しくとも変えていく努力をしなくては、将来起こるかもしれないガソリンの更なる高騰に、常に我々は怯える生活を強いられるでしょう。そこで私は、道路特定財源の一部をガソリンに依存しない環境に優しいエネルギー構造に変える挑戦に充当すべきだと考えています。確かに苦しい現状を打破することは大切です。しかしその先を見据え、将来の為の取組みも同時進行で行うべきではないでしょうか。
「天下これを信ずるも多しとなさず、一人これを信ずるも少なしとなさず」(伝習録)という言葉があります。要約すれば、天下の人たちが悉く信じても、だからと言って多数としない。自らの良知に照らして正しければ、たとえ少数でもいい、いや我一人でもいい、この王道を行く、という意味です。このような覚悟と信念と情熱を以て、ただ一人でも興起する豪傑を『孟子』は、「猶興(ゆうこう)の士」と表現しています。猶興の士のような政治家を、目指して行きたい!と、今国会の混乱を見て決意を固めた私でした。
政治家の一番の仕事とは、「長期の視点を持ち、より多くの国民を幸せにする政策を実現すること」だと考えます。10年後、20年後の将来を見据え、たとえ今は苦しくとも、長い時間軸で見て、相対的に多くの国民を幸せにできる。そのような政策なら勇気を持って実現する、それこそが政治家の仕事ではないでしょうか。では、現状の政治状況はどうなっているのか・・・鼻先に美味しい人参をぶら下げる様な政策ばかりを散りばめ、今さえ幸せになるなら、将来どうなっても良い。政権を取る?維持する?ためならば、国民に一時的に喜ばれる大衆迎合的な政策の論争がなされています。時間軸を無視した政策しか提案できないなら、政治家という職業は必要なくなるのではないか、そんな危機感すら覚えます。
これを現在話題になっている「ガソリン税」で、考えて見てみましょう。ある政党の主張するように、ガソリン税を引き下げれば、国民は確かに一時的に喜ぶでしょう。しかし、ガソリンに依存した国家の体質を、今苦しくとも変えていく努力をしなくては、将来起こるかもしれないガソリンの更なる高騰に、常に我々は怯える生活を強いられるでしょう。そこで私は、道路特定財源の一部をガソリンに依存しない環境に優しいエネルギー構造に変える挑戦に充当すべきだと考えています。確かに苦しい現状を打破することは大切です。しかしその先を見据え、将来の為の取組みも同時進行で行うべきではないでしょうか。
「天下これを信ずるも多しとなさず、一人これを信ずるも少なしとなさず」(伝習録)という言葉があります。要約すれば、天下の人たちが悉く信じても、だからと言って多数としない。自らの良知に照らして正しければ、たとえ少数でもいい、いや我一人でもいい、この王道を行く、という意味です。このような覚悟と信念と情熱を以て、ただ一人でも興起する豪傑を『孟子』は、「猶興(ゆうこう)の士」と表現しています。猶興の士のような政治家を、目指して行きたい!と、今国会の混乱を見て決意を固めた私でした。
by naomitokashiki
| 2008-03-13 11:02
| 活動報告