2008年 04月 06日
政治家としての成長 |
先月、有志の国家議員数名と石破防衛大臣の激励に防衛省へ行って参りました。
その時に、大臣から次のような印象深いお話を伺いました。
大臣がイージス艦の衝突により行方不明になってしまった清徳丸の遺族の方々へ謝罪に伺った時のことです。当然、大臣は「『家族を返して!』と罵倒されるに違いないと覚悟をしていました。しかし遺族からの第一声は『辞めないでください。二度と私たちのような遺族をつくらないように防衛省を立て直してください。それはあなたしかできない』と泣きながら言われたそうです。
そして別の日にイージス艦「あたご」の艦長が伺った時も『あなたのご家族も辛い思いをしているでしょう』と労いの言葉が第一声だったそうです。
そこには見事に日本人の美徳である相手を思いやる心が、存在していたのです。私は大臣からこの話をお聞きし、感動して涙が出ました。
私は人が成長していくには、「偉大なる師」の存在が必要であり、「師」と言うのは、自分の人生で出会った「人」だけでなく、多くの「出来事の中」にも存在していると考えています。大切なのは、「偉大なる師」のメッセージをいかに謙虚に受け止め、自分の肥やしにして、世の中に還元していくかではないでしょうか。
「敬天愛人」これは西郷隆盛が政治家としての理念を詠ったものです。「天を敬い、国民を愛す 政治家が最も大切にすべきことである」何度か苦しいことに出会っても、出会ったことが一番の幸福なのです。人間にとって大切なのは「出会い」であり、その出会った人や出来事から何を学ぶかによって人生は左右されるのです。
「国民のために政治を行う者は、己を慎み品性を正しくし、贅沢を戒め、節約に努め、仕事に専念して、国民の模範となるようにしなくてはいけない。そして国民がその働きぶりを見て、気の毒だと思うくらい尽くさなければ政治を行うことはできない」(南州遺訓)私は、今こそこの言葉を謙虚に受け止め、政治家としての成長の糧としたいと思います。
その時に、大臣から次のような印象深いお話を伺いました。
大臣がイージス艦の衝突により行方不明になってしまった清徳丸の遺族の方々へ謝罪に伺った時のことです。当然、大臣は「『家族を返して!』と罵倒されるに違いないと覚悟をしていました。しかし遺族からの第一声は『辞めないでください。二度と私たちのような遺族をつくらないように防衛省を立て直してください。それはあなたしかできない』と泣きながら言われたそうです。
そして別の日にイージス艦「あたご」の艦長が伺った時も『あなたのご家族も辛い思いをしているでしょう』と労いの言葉が第一声だったそうです。
そこには見事に日本人の美徳である相手を思いやる心が、存在していたのです。私は大臣からこの話をお聞きし、感動して涙が出ました。
私は人が成長していくには、「偉大なる師」の存在が必要であり、「師」と言うのは、自分の人生で出会った「人」だけでなく、多くの「出来事の中」にも存在していると考えています。大切なのは、「偉大なる師」のメッセージをいかに謙虚に受け止め、自分の肥やしにして、世の中に還元していくかではないでしょうか。
「敬天愛人」これは西郷隆盛が政治家としての理念を詠ったものです。「天を敬い、国民を愛す 政治家が最も大切にすべきことである」何度か苦しいことに出会っても、出会ったことが一番の幸福なのです。人間にとって大切なのは「出会い」であり、その出会った人や出来事から何を学ぶかによって人生は左右されるのです。
「国民のために政治を行う者は、己を慎み品性を正しくし、贅沢を戒め、節約に努め、仕事に専念して、国民の模範となるようにしなくてはいけない。そして国民がその働きぶりを見て、気の毒だと思うくらい尽くさなければ政治を行うことはできない」(南州遺訓)私は、今こそこの言葉を謙虚に受け止め、政治家としての成長の糧としたいと思います。
by naomitokashiki
| 2008-04-06 11:47
| 活動報告