2008年 05月 07日
信頼とは |
「どのようにして顧客との『信頼』を築くのか。業界の発展のポイントはここにあります」私は4月に健康食品業界の方々への講演でこのように申し上げました。
この業界は、2兆円産業に急成長しているにも関わらず、未だ明確な法整備が為されていません。そのため地道に営業活動をしている企業が評価されにくいのが現状です。
一部の効能効果等を言いたい放題で売り逃げをするような企業が業界全体の足を引っ張り、最終的に消費者が被害を被ることが散見される、混乱した業界に陥ってしまっていました。
そこで一部の心ある業界の有志が立ち上がり法整備をして欲しいとの要望が上がり、超党派の国会議員が勉強を立ち上げました。私は検討会のメンバーとして「法整備に向けて」の考えを求められ講演をしたのでした。
私は資生堂に勤務していた時、広報で特定保健用食品のPRも担当し、雁字搦めの薬事法の管轄下で商品特性を消費者に訴えることができなかった体験談を交えて、法整備に向けての自らの考えを講演しました。そして最後に現在の食品業界と同じような市場の混乱を経て、化粧品業界が自助努力で、いかに顧客との間に『信頼』を築いてきたかという話をしました。
化粧品業界は『信頼』を得る為に、店頭での顧客に対する情報提供に重きをおいて販売員によるカウンセリング、そして情報公開にも重点をおきました。さらに専門性を高めるために販売員に常に教育を施し、情報が顧客に伝わっているか、その満足度はどうか、市場調査を怠らない、その努力を現在も日々重ねているのです。
この姿勢は、今の政治にも求められています。長寿(後期高齢者)医療制度、道路特定財源など、私たち政治家はもっと国民への説明が必要だと痛感しています。その情報発信があってはじめて、国民から『信頼』される政治に近づける気がしています。そして私は国民との『信頼』なくしては、国政の未来も開けません。このことを今一度肝に銘じ、これからも邁進して参ります。
この業界は、2兆円産業に急成長しているにも関わらず、未だ明確な法整備が為されていません。そのため地道に営業活動をしている企業が評価されにくいのが現状です。
一部の効能効果等を言いたい放題で売り逃げをするような企業が業界全体の足を引っ張り、最終的に消費者が被害を被ることが散見される、混乱した業界に陥ってしまっていました。
そこで一部の心ある業界の有志が立ち上がり法整備をして欲しいとの要望が上がり、超党派の国会議員が勉強を立ち上げました。私は検討会のメンバーとして「法整備に向けて」の考えを求められ講演をしたのでした。
私は資生堂に勤務していた時、広報で特定保健用食品のPRも担当し、雁字搦めの薬事法の管轄下で商品特性を消費者に訴えることができなかった体験談を交えて、法整備に向けての自らの考えを講演しました。そして最後に現在の食品業界と同じような市場の混乱を経て、化粧品業界が自助努力で、いかに顧客との間に『信頼』を築いてきたかという話をしました。
化粧品業界は『信頼』を得る為に、店頭での顧客に対する情報提供に重きをおいて販売員によるカウンセリング、そして情報公開にも重点をおきました。さらに専門性を高めるために販売員に常に教育を施し、情報が顧客に伝わっているか、その満足度はどうか、市場調査を怠らない、その努力を現在も日々重ねているのです。
この姿勢は、今の政治にも求められています。長寿(後期高齢者)医療制度、道路特定財源など、私たち政治家はもっと国民への説明が必要だと痛感しています。その情報発信があってはじめて、国民から『信頼』される政治に近づける気がしています。そして私は国民との『信頼』なくしては、国政の未来も開けません。このことを今一度肝に銘じ、これからも邁進して参ります。
by naomitokashiki
| 2008-05-07 16:48
| 活動報告